お客様より浴室(風呂)の蛇口から水が漏れているため修理できないかみにきてほしいと言われました。すぐに訪問し点検をさせてもらいました。水が漏れているという蛇口を見せていただき、一般のご家庭でも非常に珍しいタイプの蛇口が付いておりました。水漏れ具合は、ポタポタと漏れる程度でしたが、お客様のお話ではだいぶ前からこの状態が続いており、いい加減直そうと思い連絡をしたそうです。みたところ蛇口の中の部品が傷んでしまっていたため水が漏れてしまい、部品で交換できるか調べてみる事にしました。蛇口には型番があり型番にあった部品を使用しなければならないため、型番が書いてあるシールを発見して確認してみると型番が消えていました。長年使用されているとシールの文字が消えてしまう事が有ります。これでは部品を取り寄せる事ができません。実は私もこのタイプは初めて見ました、今回は蛇口本体の交換をするしかありません。お客様に事情を説明し見積もりをお作りしました。すると事前に何社か見積もりを取っており、色々話しているうちに当社で交換して頂く事になりました。ただ蛇口の在庫がないためすぐに交換というわけにはいかず、2日ほど取り寄せるためにまって頂く事になりました。蛇口が届き、早速伺い蛇口の交換をしました。このタイプの蛇口は台付サーモといい台の部分が簡単に外れる様になっています。台の部分を外し、浴槽の横に点検口があるため、浴槽の裏から蛇口を固定していしています。蛇口を取り外し後は逆の手順で取り付ければ終了です。蛇口にも色々なタイプがあります。今回の様にレバー式のタイプだとご自分で修理するのは難しいと思います。昔の様なハンドルタイプだと細かく分解でき、部品の交換をすることで長く使用できます。ハンドルタイプの方は自分で修理する事も出来ますのでいいかもしれません。業者を呼んで頂くとやはり費用が掛かります。台付きサーモタイプは久しぶりでしたが、壁だしの混合栓の方がメンテナンスしやすいかもしれませんね。