18時頃にトイレの水が止まらないと依頼を頂きました。
電話でお客様のお話しを聞いている最中もトイレのお水が出っ放しで、少々慌てていらっしゃるご様子でした。
お客様のお宅に到着するまでの間、お水が出っ放しですと水道代がもったいないですので、トイレタンクの左横あたりにトイレタンクだけのお水を止める栓(止水栓)があると思いますので、それをマイナスドライ
バーか、無ければ100円玉で時計回りに回してくださいと伝えました。
マイナスドライバーがお家にあったので無事お水を止める事が出来たみたいですね。皆様も知っておいた方が得かもしれません。
すぐにお客様宅に急行し、タンクの蓋を開けて点検してみたところ、タンクの中のお水を流したり止めたりする部品(フロートバルブ)が開きっぱなしになっていました。
レバーの金具にフロート弁を上下する鎖が、絡まり、フロート弁が開きっぱなしとなっていた為、トイレタンクのお水を溜めることができず、結果お水が出っ放しとなってしまいました。
このフロートバルブという部品はゴムでできており、パッキンの様に比較的劣化が早い部品です。
お水が止まらなくなってしまう前にメンテナンスとして早めに部品を交換する事をお勧めします。
部品代自体は数百円の部品です。ホームセンターでも販売されていますので、お家の簡単な水回りの修理ならご自身でやられているかたなら専門業者を呼ぶより安上がりです。
フロートバルブを交換しても直らない時は、排水弁本体(フロートバルブは排水弁の一部)が劣化していますので、その時は一般の方では少々修理が難しくなってきますので、ぜひ当社にご連絡ください。
今回のお宅では鎖の絡まりをなくすことで直す事ができました。それと今後絡まないように調整しました、大と小の水量も調整しました、ボールタップとはタンクの中にある蛇口だと思ってください。
トイレを使用した後水を流しますその時に空になったタンクに水を溜めるため水が出てきます、水がたまると自動的に水を止めてくれるためのものです。こちらも使用し続けると劣化してきます。
すると水を止めてくれなくなりチョロチョロ水が出しっぱなしになってしまいます。
フロートバルブと一緒に交換してあげる事をお勧めします。最後に、フロートバルブとボールタップの劣化具合の見極め方をご紹介します。
簡単な方法として、便器の中をじっくり見てください。便器の中に黒いスジがでていたり、ちょろちょろとお水が糸を引くように便器の中に出て水面が揺れていたりしたら黄色信号です。
このときボールタップが原因で水が漏れて水面が揺れているかもしれません。もう一つの方法として、タンクの蓋を開けて直接黒い弁を触って見てください。
手がまっ黒になってしまうようでしたらゴムの弁が溶けてきているという事ですので、こちらも黄色信号となります。
ご依頼ありがとうございました
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