一般在来工法の築20年くらいの戸建住宅の浴室で起きた蛇口の水漏れトラブルポタポタチョロチョロについて、水栓本体交換作業の修理事例をご紹介します。お客様から、浴室の蛇口交換作業について料金のお問合せを頂きました。状況について詳しくお聞きすると、ご自分で蛇口本体を交換しようとホームセンターに見に行った所、2万円位で販売されていたようですが在庫がなく取り寄せで2週間待ちと言われてしまったとのことでした。蛇口の形状についてお聞きすると、お客様宅に設置されている蛇口はデッキ式(台付き)でサーモスタットという温度調節機能があるものでしたが、デッキ式のそのグレードの蛇口が2万円位というのはまず考えられなかったため、念のためホームセンターで見た蛇口についてもお聞きすると、そちらは壁付式(壁だし)の蛇口のようでした。そのまま購入されても形状が異なるので同じように設置できないことをご説明しました。お客様は自分でできる範囲は自分でされたい方のようで、今回も水漏れを直すために蛇口を分解して色々と試されている状況のようでした。蛇口本体の購入もご自分でしたいとご希望でしたが、合わない本体を購入されてしまうといけないので、お客様宅に設置されている蛇口の写真を送って頂き、サイズが合う取り付け可能な蛇口の型番をお教えして、手配して頂くことにしました。(これ結構大変でした)後日、連絡を頂き、蛇口本体が到着したけれども交換の仕方がわからないとのこと(だと思いました)で、交換作業をご依頼頂きました。お客様宅にお伺いしてご支給品を使用しての蛇口本体の交換作業を行いました。壁付式の蛇口交換をご自分でされる方は度々いらっしゃいますが、デッキ式の蛇口交換作業は難易度が高いので、水道の専門的な知識や専用の工具をお持ちでない限りは、今回のお客様のようにご自分ではなかなか難しいようです。専門の工具が必要な場合は無理ですよね、自分の家の事は自分で修理するDIYはとても良いことだと思いますが、しっかりと調べることができて、間違いがないように施工することができないと、別のトラブルを引き起こしてしまう場合もあります。ご自分で調べるのが不安な方や、その作業に適切な工具をお持ちでない方は、その道のプロにご相談して頂く方が結果的に良い場合もありますので、ご自身の状況に応じて無理のないようにDIYして頂ければと思います。大事故につながることもありますからね。水漏れやガス漏れは怖いですよ。
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