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富士市大野E様 トイレつまり依頼です

つまりの修理ですが、汚物や異物が詰まっている場所によって修理や使用機器が変わってきます。

大まかにですが、詰まる場所として、便器自体の中か、床下の排水管か、または外のマスか、に分かれます。便器の中での詰りの場合、大半がハイスパットという機械で詰りが解消できます。

まぁ簡単に言えば、ホームセンターに売っているラバーカップで9割はつまり解消できますよ、¥3000くらいなので用意しておいたほうが良いでしょう、稀に便器の中に携帯電話を落としてしまったとか、

誤って生理用品を流してしまったとか、小さな人形を落としたとか、といういうケースがありますが、この場合は便器の脱着を行えば異物を取り除く事ができます。

しかし、便器を出た排水管内での詰りに対してはこれらの作業では詰りを解消する事ができません。

修理の方法として屋外の排水マスよりドレンクリーナーというワイヤーの機械か、高圧洗浄機という配管内の汚物を洗い流す機械を用いる事が一般的な作業となります。

今回は異物を誤って流してしまいトイレが詰まってしまったという案件です。

この場合ですが、大半が便器の中のトラップで異物が詰まっていますので、便器の脱着を行い詰り除去を行います。先ずは念のために屋外排水マスの点検を行います。

蓋を開けてトイレ出口の排水管を点検してみましたが、やはりこちらの詰りは確認できませんでした。

この時点でほぼ便器側の詰りということが解ります。次に一応、段階的に作業を行うということでハイスパットを使い詰り除去を行いました。

5分ほどハイスパット作業を行いましたが詰りは解消されませんでした。

次の手段として便器の脱着を行います。便器の脱着とは、給水管とタンク、便座を外し最後に便器を裏返し詰まっているものを直接手で取り除くという方法です。

比較的新しいタイプのおトイレですと分解も簡単でパッキン等の消耗部品の交換が少ないのですが、そうでない場合はタンクと便器の間にある密結パッキンやPシールパッキンなどの交換が必要となります。

これらの消耗品を交換せずそのまま使用すると、トイレを組み立てたあとにほぼ水漏れを起こします。

今回は比較的新しいタイプのおトイレですので、交換部品はパッキン1つだけでした。

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