中津地区の水道・トイレ・水回りトラブルは中津給排水設備へ


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中津市中殿町K店舗様、厨房のシンク裏で水漏れしている、でご依頼いただきました。

和食飲食店の厨房内で起きた給湯管の水漏れポタポタチョロチョロトラブルについて、蛇口と給湯管の接続部の再接続作業の事例をご紹介します。過去に何度か修理に呼んで頂いている飲食店様から、今回はシンクの裏側で水漏れがあるので修理して欲しいとご依頼を頂きました。2年程前に修理した場所に近い箇所で漏れているというお話でしたので、現場に到着後水漏れの状況を確認させて頂くと、以前修理した箇所と同じ所から水漏れしていました。前回はシンクに固定されている蛇口のナットが緩んでしまったことにより、蛇口と給湯管との接続部のナットも緩み水漏れが起こったという状況で、給湯管と蛇口を一度取り外し、固定金具のナットを新しいものに交換後、シンクに蛇口を取り付け直し、給湯管も再接続するという方法で修理を行いました。しかし2年後に同じ症状になってしまったということは、前回の修理方法では長持ちしない可能性が考えられましたので、今回はナットが緩まないように当て木をしてみることにしました。ナットやネジは振動によって少しずつ緩んでしまうという性質があります。ステンレスのシンクに対して固定金具のナットだけできつく締めこんでも、こちらのお店の使用状況では振動が頻繁に発生してしまっているのかも知れません。シンクと固定ナットの間に当て木をしてあげることにより、ナットが緩みにくくなるかも知れません。当て木自体は少し厚めの板であれば何でも良いため、蛇口下部の径に合わせてドリルで板に穴を開けて、ノコギリで適当なサイズに切った板をシンクに貼り付け、蛇口をしっかりとシンクに固定。続いて給湯管を再接続しました。他の飲食店の現場のシンクでも、蛇口の固定に当て木されているものは見たことはありませんが、蛇口が固定されているのは厚さ2mm以下の薄いステンレス板ですので、ナットだけでは緩んでしまうこともあるようです。一般住宅のキッチン流し台などでは、天板の裏に木板が貼ってあり、そこに蛇口を取り付けるのが一般的なので、今回は当て木をして様子を見て頂くことにしました。厨房内の湿気によって木の耐久度がどこまで続くかという心配もありましたが、今回の方法がどれくらい効果があるのかは時間が経ってみなければわかりません。また緩んできてしまう場合や、木が脆くなってしまう場合は別の方法を考える必要があります。応急処置みたいな感じですが、ありがとうございました。

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